へら鮒釣具 冨田

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純正竹竿、合成竿のオーダー製作事例

8.1尺極硬式胴調子

大分の森一生様

オーダーした感想は?

4月13日に、新調純正竹竿恵一作8.1極硬式胴調子を水深70cm浅場で使い、 回遊してきた42cmハタキ前の美形が沖に逸走しようとしますが、 穂先、穂持でピタリと止めた後、全体調子に移行し、こちらを向いた後、 ほとんど抵抗なく寄ってきました。 バネの強さに感心しました
4月21日は、同じくらいの型を、垂直どん深のポイントで、41cmが釣れました。 いきなり満月に撓みました。大型の引きを堪能しながら泳がせ、 ゆっくり楽しみながら取り込みました。 竿は手元が細く、穂先穂持は太く、玉口は薄く、生地組みの苦労が偲ばれました。 いずれも込み狂いや曲がり癖はありませんでした。

製作者から

竿の理想の調子は1本の竹であり、魚が掛かったら竿全体がしなって円滑に取り込める竿と考えています。玉口段差が大きくなると、穂先先端から手元迄の荷重移動に難が起きて、魚の取り込みが辛くなります。また、荷重移動に難のある箇所に故障が起きる可能性が高くなります。
見た目に竿は細い方がかっこよいです。へら竿の基本は細くしなやかで、円滑に魚が取り込める竿が理想だと思います。