竿づくり
竹竿づくりの工程
竹竿のお手入れ方法
使用前
差し込み寸法の確認を行い、差し込みが浅い時、竿を継いで振ってカタカタと音がする時は差し込みに蝋をぬり、再度差し込んで玉口内側に蝋を行き渡らせます。蝋を塗った状態で差し込みが浅かったりカタカタと音がする時は込み調整に出して下さい。各部の曲がりを確認して、曲がっている時は使用しないで、火入れ整備に出して下さい。漆に艶が無くなってきた場合は芽割れの原因になりますから、使用しないで胴拭きに出して下さい。
使用後
道具を仕舞う時は最初に竿を分解して水で濡れているタオルで汚れを拭き取ります。次に乾いたタオルで水を拭き取ります。次に竿の各部を仕舞い込み、栓を閉めます。栓は釣り場の湿度で竹を含めて膨張している時があります。必ず軽く閉めて下さい。無理に押し込むと、玉口破損の原因になります。
保管
保管は直射日光が当たらなく、空調機の風が当たらない場所で、竿を立て保管します。雨中で使った後は栓を三日外して竿の内部を乾かします。直射日光は漆を劣化させます。湿った場所は竿にカビが発生する危険があり、竹が曲がることもあります。竿に油、ワックス、コーティング剤はかけないで下さい。竹は火入れで油抜きを行っているので、油類を塗ることは漆と竹によくありません。
ご注文の流れ
01 お問い合わせ
来店、電話、メールで問い合わせ出来ます。
02 お打ち合わせ
お客様の見たい竿で、長さ、調子、塗りを打ち合わせます。
03 製作
生地組、火入れから始まり、納品迄約4ヶ月の期間をいただきます。
納期は作業状態で変わります。途中経過は来店時にご覧になれます。
04 試釣
私が単独で確認するか、お客様と釣りして確認出来ます。
05 調整
試釣した結果、必要がある場合は調整致します。
06 納品
試釣した結果に問題がなければ、納品になります。
ご注文承ります
オーダー製作
竹竿のほか、道具製作も承ります。
竿掛けセット(万力、二又、竿掛け) / 玉網 / 玉置
修理
道具の修理も承ります。
竿(竹・カーボン) / 万力 / 二又 / 竿掛け / 玉網 / 玉置