へら鮒釣具 冨田

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へら鮒釣りが趣味から仕事へ

へら鮒釣りとの出会い、道具づくりのきっかけ

父親の影響で3歳から釣りをしていましたが、自分で道具を作るようになったのは中学生の頃。羽根浮子が欲しかっのに、お小遣いでは買えないので自分で作ろうと考えました。当時はプラモデルを作る子どものように、浮子づくりに熱中していました。その頃から、何かを作ることが好きだったんでしょうね。へら鮒釣りは、魚が釣れると思うポイントを探したり予想して入釣し、練り餌を作り魚に合わせて調整します。釣れた時は魚の大小にかかわらず嬉しいものです。

残りの人生は好きなことをしたくて開業

2013年、55歳で前職の役職定年を迎え、残りの人生は好きなことをしたくて、釣具を仕事にしました。サラリーマン時代は部下の育成を行いながら、目標達成、成果をあげましたが、個人事業主は全てを自分で行い、成果を出さなくてはならない厳しさを感じます。しかし、企画立案したことは、自分で実施出来るので楽しさもあります。

竿づくりで釣り人として究極の幸せを味わう

純正竹竿は矢竹、高野竹、合わせ穂、削り穂の組み合わせで作ります。合成竿は穂先カーボンの冴、穂先穂持ちカーボン、手元矢竹、高野竹の組み合わせで作ります。これは!という竹を見つけて採取して、乾燥後の曲がりくねった竹に焼きを入れながら曲がり矯正して、完成後に魚を掛けた時は何物にも替えられない心地よさです。竿を作ることは難しいですが、教えてくれる人達と知り合い、レベルの高い竿を見せていただきました。私の先生は川端さんという方で、弧舟式を教わり、竿春親方にも竿春式を教わりました。教わる時間は、楽しいです。自分で作った竿で釣りが出来ることは、釣り人として究極の幸せだと思います。

弧舟式製竿を究め、現代流に進化する竿づくり

今後の目標は、弧舟式製竿を極めて、現代流に進化させたい。製作依頼は丁寧にして、購入いただいたお客様に喜んでいただける釣具を作ること。竿に希少材料や日本古来からの漆塗を施して、あっと驚くような釣具を作れるようになりたいです。

あなたの釣り方や好みに合わせた竹竿を作ります

冨田写真

冨田 信一

1958年生まれ、千葉県習志野市出身。
2013年、前職の役職定年時に、残りの人生は好きなことをしたくて釣具屋を開業。孤舟式の川端氏に師事し、伝統的な竹竿の製法を学ぶ。自身のブランド名『恵一作』は妻の名前の久恵と信一を合わせたもの。現在、お客様と一緒に釣りを楽しみながら、その人に合った竹竿をオーダーメイドで製作しています。

ご注文承ります

オーダー製作

竹竿のほか、道具製作も承ります。

竿掛けセット(万力、二又、竿掛け) / 玉網 / 玉置

修理

道具の修理も承ります。

竿(竹・カーボン) / 万力 / 二又 / 竿掛け / 玉網 / 玉置